おっ。いいねぇ。でもだいたい同じ感じになるのかな?
僕は直美に教わった内容で選んだわけだし。

まぁね。でも女性は男性用の記事は読まないだろうし、男性は女性用の記事を読まないだろうから両方書いておく意味はあるかなと。
あと、キット自体も男女でわかれてるからキット名も違うしね。

そっか。じゃあ早速お願いします。

オッケー。

あなたにおすすめのSTD CHECKERはこれです

男性版の記事でも書きましたがSTD CHECKERのサイトにはあなたにぴったりのSTDチェッカーは?という診断サービスがあるので使ってみるといいかもです。

ただ、ここではあまりその結果とか、女性用○位とかは関係なく、客観的なおすすめキットを紹介できればと思います。

その笑顔が逆に怖い…。

はいはい。無駄口叩いてないで、最初はよくわからないけど感染しているかもしれない性病を全部調べたい人へのおすすめです。
そういう人にはタイプT(女性用)がおすすめです。
これは性行為を介して感染する可能性のある感染症についてSTD CHECKERが調べられる最多の12項目の検査ができるものです。

ただし!本当におすすめなのはタイプS(女性用)です。
タイプTとの差は、一般細菌、ヒトパピローマウイルス(悪性型)、C型肝炎が検査項目に入っているかどうかですが、これらは特徴的な症状が出ていたりした場合に必要になるものと思っています。

それってどんな場合?

一般細菌はおりものがいつもと違う(色・臭い・質)場合は調べるといいし、C型肝炎は血液を介しての感染になるので、性行為中に出血した(肛門などはわかり難い)などあれば調べるといいね。
ヒトパピローマウイルス(悪性型)については子宮頸がんの元になるウィルスなんだけど、子宮頸がんを発症するかどうかは別の問題になるのと、子宮頸がん自体の検査はかかりつけの産婦人科で診てもらう方がいいかなと思うの。

なるほどね。

次は性風俗に行く人…はあまり女性は多くないと思うので、性風俗で働いている人や、1日でも働いたことがある人、よく知らない人と性行為をした経験がある人へのおすすめなんだけど、これもタイプS(女性用)になります。
女性の場合は男性と違って妊娠・出産のことを考えるとクラミジアや淋病などもまったく軽視できません。
不安がある場合は総合的に検査してしまうことがおすすめです。

次は「とにかくHIV・エイズが心配」という人はHIVだけを検査できるタイプJ(男女共通)が単品で税込み5,060円で売ってるけど、梅毒やB型肝炎も一緒に調べられるタイプO(男女共通)の方がおすすめです。
理由はHIVよりも梅毒の感染確率の方が高くて、HIVの感染を心配するなら梅毒の感染も心配すべきなのと、両方とも血液検査だから一緒にやってしまった方が時短にもなるのと、妊娠している人が梅毒の場合、胎児に影響がでてしまうことがあるからです。

同じ様に「梅毒だけが心配」という人もHIVを疑ってタイプO(男女共通)で検査する方がおすすめです。

次は女性の多いカンジダですが、これは検査キットよりも病院に行くことをおすすめします。
私も抗生物質を飲んだり免疫力が落ちていると時々なるのですが、かゆいし、検査キットで調べるよりも前に病院に行って薬を処方してもらった方が早いです。
どうしても病院が苦手で検査をしたいという人にはタイプD(女性用)がおすすめです。

次は聞いたことがある人も多いと思うクラミジアか淋病を心配している人です。
そんな人にはまず咽喉(のど)にもクラミジア・淋病(淋菌)は感染します。症状も心当たりもなくても注意!を読んで欲しいけど、クラミジアや淋病は咽喉(のど)にも感染するということを理解してもらえれば大丈夫です。
それはつまり咽喉(のど)への感染も調べないと意味がないということなのでおすすめはタイプO(男女共通)になります。
もしも現在特定のパートナがいて性行為をしているのであれば、パートナーも一緒に調べる必要があります
自分だけ治療しても治ったとしても直ぐにピンポン感染でパートナーから感染してしまうの。
だから彼用にタイプP(男性用)も一緒に買って同時に検査するのが正解ということになります。

ちなみに ピンポン感染というのはパートナーと性病をうつし合ってしまうことです。
もしも自分に性病の心配がある状態で特定のパートナーがいる場合は、自分がうけようと思ってる検査と同等の検査を相手にも受けてもらう必要があります。
そうしないと、自分だけ先に治療してもまたパートナーからうつされてしまうので治療の意味がなくなってしまいます。
価格も2倍になってしまうけれど、その分はパートナーにも負担してもらいましょう。何度も検査をうけるよりは結果的には安いはずです。

次はトリコモナス症が心配な人です。
STD CHECKERでは男性はトリコモナスを調べることはできませんが、女性はいくつかのキットに含まれています。
トリコモナスのみを調べる単体のキットはないので、タイプB(女性用)が一番安いキットになりますが7,425円してしまいます。
トリコモナスだけを検査したい場合はGMEのトリコモナスDNA検査や、予防会のトリコモナスDNA検査(女性)であれば5,000円以内で検査することが可能です。

ただ、この記事はSTD CHECKERのおすすめを紹介する記事なので、STD CHECKER内で選ぶとするとタイプB(女性用)はちょっとおすすめできません。
くどい様ですが、理由はクラミジアと淋病の咽喉(のど)の検査が入っていないからです。
どうせ検査するならもう4,000円だけ追加してタイプQ(女性用)にするのがおすすめです。

次は尖圭コンジローマを心配している人ですが、残念ながらSTD CHECKERでは尖圭コンジローマを検査できるキットはありません。
記事執筆時点で尖圭コンジローマを検査できるキットは予防会のヒト・パピローマ・ウイルス(コンジローマ指標)(女性)だけになります。
ただ、この検査は尖圭コンジローマの原因となるHPVが存在するかを調べるものとなるため、気になっているしこりやイボが尖圭コンジローマなのかを直接調べるものではないことに注意しましょう。
気になる方はぜひ病院へ。

だいたいこれで終わりですが最後にお伝えしたいことがあります。
STD CHECKERのサイトには人気のキットに「女性用1位」などと書かれていますが、それは決してあなたに適しているという意味ではありません
特に女性は特売や限定といったラベルに弱い傾向にあると思いますが、ちゃんと見定めて自分に合ったキットを購入しましょう。
ポイントは咽喉(のど)の検査です。 咽喉(のど) のクラミジアと淋病を調べられるキットを絞り込むとP・Q・R・S・Tの5個のキットが絞りこまれます。
この中から選べば間違いは少ないでしょう。
おすすめはタイプS(女性用)です。

ふぅ。疲れた。

以上かな。

うん。言いたいことは言えたかな。でもなんでそのキットがいいのかをあまり説明しないっていうのはちょっと怖さもあるね。

それはまぁ僕たちを信頼してもらうか、サイト全体を読んで貰うかしかないからね。
そんな時間がある人ばかりじゃないし、こういうおすすめのされ方の方が嬉しいっていう人もきっといるよ。

そうだね。一人でも誰かに役に立ったらいいな。

ここに書いたおすすめのキットはあくまでも個人の意見になりますので、 一つの意見として参考にしてもらえれば幸いです。

おすすめの根拠など詳しく知りたい方は、サイト内の記事をお読みいただければと思います。