どの性病検査キットを選べばいいの？郵送型性病検査キットを選ぶコツとポイント

初版公開日：2019年10月20日 | 最終編集日：2019年12月15日

う～ん。どれがいいのかなぁ。

どうしたの？珍しく真剣な顔して。

性病検査をしたことを同僚に話したらそいつもちょっと心配があるからやりたいって言ってきたんだ。

あら。いいじゃない。それで何に悩んでるの？

おすすめと言うか選び方を教えて欲しいって言われたんだけどイマイチうまく説明できる自信がなくて。

なるほどね。じゃあ私も一緒に考えてあげる。

助かるよ。
そんなに安い訳でもないから、なるべくお得に検査して欲しいんだよね。

郵送型性病検査キットは様々な種類があるので選ぶのが大変です。

ここでは、どういう選び方をするのがよいのかを考えてみようと思います。

疑いのある性病が限定されている場合

どんな性病があってその中でどれが検査できるのかはこちらの記事をご確認ください。

感染の疑いのある（検査したいと思っている）性病が決まっていれば、その性病単体の検査ができるキットを選べばいいよね。
例えばHIVの検査がしたいならこんな感じかなぁ。

	HIV検査キット（男女共通）
GME	ＨＩＶ検査4,810円
さくら検査研究所	ＨＩＶ（エイズ）検査3,860円
予防会	HIV(抗体検査)4,060円
ふじメディカル	HIV（抗原・抗体）検査3,500円
STD CHECKER	タイプＪ（男女共通）HIV(エイズ)検査キット(第4世代)5,060円

各社とも単体の性病に関しては複数のプランを持ってる訳じゃないから会社を選ぶだけだね。
厳密に言えばパッケージや配達方法で少し値段が違う場合もあるけどね。

ところでその同僚くんはどの性病を調べたいのか決まっているの？

センシティブな内容だからあんまり詳しくは聞けなかったんだよね。
ただ「どうせならいくつかまとめて検査したい」とは言ってた。

そっかぁ。
じゃあもう少し違う視点で考えないと駄目だね。

検査の結果が陰性（性病じゃなかった）だった場合、少し損した気分になるかもしれませんが、疑いのある性病を一つ一つ調べるよりも手間も時間も短縮できるので、健の同僚くんが言うように、いくつかの性病を同時に検査できるセットの方がお得でしょう。

検体採取方法でまとめる

本当は調べたい性病を調べるのが一番なんだけど、検体の採取方法でまとめてみるっていうのはどうかな？

検体の採取方法って？

健は全部の性病を検査したから尿とか血液とか性器や咽喉を綿棒で擦ったものを提出したじゃない？

うんそうだね。説明書を読むのがちょっと大変だった。

あれは検査する性病によっては尿だけでよかったりもするの。

そっか！
じゃあ血液だけで済むものとかをまとめればいいんだね。

その通り。
ざっくりとまとめてみるとこんな感じかな。
会社によって少し違う場合もあるから申しむ前に検体の種類を調べるといいかもしれないね。
【血液】HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎
【尿】クラミジア(男)、淋菌 (男)
【性器】クラミジア (女) 、淋菌 (女) 、トリコモナス、カンジダ
【咽喉】クラミジア(のど)、淋菌(のど)

女性と男性の場合でも違ったりするんだよね。
あとこれは僕も知らなかったんだけどクラミジアや淋菌は性器だけじゃなくて咽喉にも感染するんだよね。

その通り！
性行為の内容にもよるけど、長い間パートナーの性病が治らなかったりする場合、性器に症状が見られなくても咽喉に感染しているものがうつり続けてしまっている場合もあるの。

ありがとう！
一旦これで提案してみるけど、他にもまとめる方法はあるのかなぁ？