いまテレビで梅毒に感染している人が最近急激に増えてるってやってたけど、なんか怖いね。

健康な成人の死亡例は稀みたいだけど、何十年も放置すると危険みたいだね。
梅毒は初期の症状がはっきりしている分、早目に治療されることが多くてそこまで放置されることも少ないみたいだけど。

健康な成人ってことは、お年寄りや子供は危ないのかな?

お年寄りや子供は感染機会が少ないからそこまでリスクは高くないけど、妊娠している人が梅毒にかかると胎児に感染して、先天性の梅毒になって死亡リスクや流産のリスクがとても高くなるの。

えっ!じゃあ妊婦さんはみんな検査しなきゃじゃん!?

そうだね。胎児に感染する病気は梅毒だけじゃないから、病院では様々な検査をしてくれると思うけど、心配だったら聞いてみた方がいいね。

梅毒は第二期に入ると身体症状が出やすい(バラ疹と呼ばれる発疹が全身に出る)ので早期発見がされやすく、また、治療も抗生物質であるペニシリンが発見された以降の近代では治療も難しいものではなくなりました。

梅毒の感染拡大リスクが高いのは第一期の状態

第二期で発疹が出るって言っても、第一期の状態でも感染はするんだよね?

うん。第一期の状態で感染に気がつける人がどれくらいいるか。。。

第一期はどんな症状何だろう?

症状が出る人は
・陰部や肛門、口腔口唇部にしこりができる
・鼠径部のリンパ節が腫れる
というのが特徴的な症状だけど、この症状が出ない人もいるみたい。

当サイトは医療情報を掲載するものではございません。サイト内に出てくる性病の症状などに関する表記はすべて厚生労働省がWEBサイトに掲載している情報を元にわかりやすくまとめたものとなります。情報の正確性や完全性、有用性を保証するものではなく、記事の内容から発生するあらゆる問題についても責任を負うものではありません。正確な情報を得るには医師の診察が必要になります。

しこりとか腫れとかわかりずらいな。。。それなら僕もこの前、股の付け根に少し違和感があった気がするよ。

うん。しかも痛みやかゆみは伴わないらしいから余計に気がつかないよね。
もっと言うと、放置しててもこの症状は2~3週間で消えてしまうの。

それって、絶対に治ったとか、大したことなかったんだって思っちゃうやつじゃん。

だから、第一期の時点で気がついて自分で検査を行える人はほとんどいないんじゃないかな。
もしもできたとしたら本当にすごいと思う。

ここを読んでくれている人の中から一人でもそういう人が出ると嬉しいね。

そうだね。第一期で気がつかなくて自分が第二期に入ってしまった時に、パートナーに感染させてしまった可能性があることを理解して、パートナーに検査を促してもらえるようになればそれも嬉しいかな。

陰部のしこりや鼠径部のリンパ節の腫れに気がついて「梅毒かな?」と思ってこのページに辿り着いた方はとても勘のいい方だと思います。

なるべく他者との密接な接触は避け、早目に検査をうけて欲しいと思います。

逆に既にバラ疹らしきものが出てしまっている人は自己検査ではなく、直ぐに病院に行くことをおすすめします。

病院に行くのを嫌がられる気持ちはわかりますし、バラ疹かどうかを自己判断するのは難しいので検査してみてから…と思う気持ちはわかります。
そういった場合も他者との密接な接触は避け、早目に検査をうけて欲しいと思います。

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌が原因なので、傷口などからの感染の可能性もあります。
口腔周辺に傷があれば、コップなどからの感染もありえますし、手先に傷があれば感染リスクはとても高くなります。
感染可能性があるのが性的パートナーだけでないことを考えると早目に検査をすることをお願いしたいと思います。

10年前から患者数が10倍に!?再流行し始めた梅毒の感染に注意

治療法が確立されてからは梅毒は激減し、2010年くらいまでは年間で600例程度の患者数でしたが、2018年には6,923例と、10倍以上の患者数となり感染が拡大していることがわかります。

このことからもわかるように、梅毒は昔の古い病気ではなく、昨今、再度流行し始めた感染症であると理解する必要があります。

簡単に治るのにどうしてこんなに広がってるんだろう?

色々な理由はあるけれど、梅毒の症例数が少なくなったことで逆に医療従事者が梅毒だと見抜くことができなくなったことや、梅毒の特徴として、第一期で出ていた症状が一時的に治まってしまうことがあるというのも原因の一つかな。

だから自分が梅毒に感染しているとは思わずに感染を広げてしまうと。

その通り。病院で梅毒の可能性を否定されたり、満足な検査をうけられなかった場合は、自分で検査をしてみるのもいいかもしれないね。

梅毒かもしれないと思って病院にいったのに検査してもらえないんじゃ悲しいね。。。

梅毒の検査は郵送型の検査キットで自宅で手軽に可能です

梅毒の可能性がある人はあまり外に出ないで欲しいな。

それはちょっと言い過ぎかもしれないけど、感染を拡大させるリスクは否定できないね。

そうだね。早く検査をうけて欲しいから、おすすめの梅毒の郵送検査キットを教えてあげて!

たまには健が調べてくれてもいいんだけどな…。

梅毒検査キット
GME 梅毒検査 スタンダードパッケージ4,500円
さくら検査研究所 梅毒検査3,860円
予防会 梅毒定性(抗体検査)3,550円
ふじメディカル 梅毒検査(通常配達)3,500円
STD CHECKER 性病検査STDチェッカー タイプK(男女共通)梅毒検査キット3,300円

こんな感じかなぁ。

思ったよりも安いかも!これくらいなら検査費用を損したっていう気分にはなりにくいかも。

検査費用がもったいなくて検査を渋る人も多いだろうからね。

自分が梅毒で誰かに感染させてしまっていたという方が失うものはとても多いと思うけどね。

直美がおすすめのHIVと梅毒の検査が一緒にできる検査キットはこれ!

梅毒の検査だけをやるのもいいけれど、採取する検体が同じHIVの検査も一緒にしてしまうのがおすすめです。STD CHECKERのHIV(エイズ)・梅毒・B型肝炎検査キットなら更に肝炎の検査もできちゃいます。